S-Rラボとは?
こんにちは!
小説を演じる小説劇研究所
S-R ラボの松井みどりです。
「S-R Labo」の「S」は
「Stage」の「S」。
「R」は「Reading」の「R」。
「Stage Reading」とは
「舞台朗読」のことです。
このサイトでは、
舞台の上でお客さまに
「観て」いただくことを前提にした
リーディング表現である
「舞台朗読」について
皆さんにお伝えしてきました。
しかし「舞台朗読」という言葉は
一般的なので
私がやりたいことをうまく
伝えることができませんでした。
そこで「小説劇」という言葉を作り、
「S-Rラボ」と表記も変更して、
気持ちも新たに皆さまに表現活動の楽しさを
お伝えしてまいります。
どうぞよろしくお願いします。
表現活動ってどんなもの?
大事なのは「没入感」
小説劇をはじめとする
表現活動の楽しさは
「没入感」にあると思います。
本を読んでいて、
電車を乗り過ごしてしまったことはありませんか?
あの感覚です。
朗読の場合は文章を読みながらですから、
視覚だけではなく読んだ音を聞くので聴覚も使います。
そのため「没入感」を、
よりリアルに感じられます。
それは入った時に
「あ、今入った」とわかるものではなく、
そこから出て来た時に
「おー、今まで入ってたわ」とわかるものです。
物語の世界に入り、
たとえ一瞬でもその世界で生き、
そしてまたこちら側へ帰ってくる。
これはある意味、
ものすごく安全な逃避行です。
様々な現実から一瞬離れて
違う世界を生きる、ということです。
でも、こちら側に帰ってきたら
終わりではありません。
違う世界をリアルに生きることで
今の自分の状況を客観的に
見ることができます。
そして没入感を持って
本当にその世界を生きた経験は、
これからまたこの世界で
生きていくための勇気になります。
それが物語の世界で生きる、
ということだと思います。
だとしたら、
朗読はこの人生を豊かに生きるための
ひとつの大切なスキルだと思うのです。
朗読から他のスキルへ
また物語の世界で生きられるということは
文章に気持ちを乗せて読むことができる
ということです。
こういうことができると、
プレゼンなどの文章をわかりやすく、
気持ちが伝わるように読むこともできますし、
話す時にも伝わる話し方ができるようになります。
没入感を楽しみながら
レッスンをしているうちに、
いつの間にか表情豊かに
生き生きと話す人になっていた…
というのも、ひとつの理想です。
「小説劇」とは?
朗読の面白さは、
「音」でお客さまに情景を
イメージして楽しんでいただくところ。
小説劇は、そこにちょっとした
体勢の変化や目線の動きを加え、
お客さまによりリアルにイメージして
楽しんでいただく表現方法です。
私が目指す「小説劇」とは
「瞬間で人を演じ分けながら、
地の文の読みと融合させ、
お客さまに小説の世界を
楽しんでいただく表現。
またはお客さまに小説を
『観て』いただく工夫を凝らした舞台」
のことです。
ただ文章を「音声化」するのではなく、
皆さん自身が心を動かして感動することで、
お客さまに共感していただき、
物語の世界を共有する。
そんな朗読舞台を、
皆さんと作っていけたらいいなと
思っています。
「小説劇」についての詳細は
こちらをご覧ください↓
(過去記事なので「舞台朗読」
となっていますが、小説劇のことです)
このサイトでは、皆さんに
「小説劇」について、または
朗読するにあたって私が大切だと思うこと
などを皆さんにお伝えしていきます。
また「特に朗読をする気はないけど、
何となく興味がある」という方でも、
読んでいるだけで何となく小説劇が
楽しいものだなと思っていただける…
そんな楽しい読み物がつまった
マガジンにしたいと思っています。
気に入ってくださったら、
ぜひメルマガの登録をお願いします。
メルマガでは、私が読んでいる動画や音声、
より具体的な表現や考え方などをお届けします。
では今後とも、よろしくお願いいたします!