プロフィール

松井みどりのプロフィール

フジテレビ入社まで

私は新潟県新潟市に生まれ、
横浜市立大学文理学部文科(当時)
を卒業しました。

国際関係課程
国際関係を学んでいたので、
どこかの研究所に入って
異文化交流の研究をしたいと
思っていました。

ところがたまたま取っていた
「マスコミ概論」の先生に
マスコミ塾を紹介され、
紹介だと入学金が
半額ということにも惹かれ
そこで学ぶことになりました。

そこで言葉を使って伝えることの
難しさや楽しさ
を知り、
情報の伝え手としての
アナウンサーに興味を持つようになり、
ご縁があったフジテレビ
アナウンサーとして入社しました。

アナウンサー時代

朝の番組からスポーツ中継へ

最初は「めざましテレビ」の
時間帯のニュース番組で
スポーツお天気を担当しました。

そこでスポーツに興味を持ち、
いろいろな現場に足を運び
生で試合を見る日々が続きました。

勝手がわからず大変でしたが、
現場の方にも親切にしていただき、
本当に楽しかったです!

最初は仕事ではなかったのですが、
そのうちにスポーツ部の方に
覚えていただくことができ、
徐々にスポーツの仕事が
増えていきました。

ちょうどJリーグができた頃だったので
サッカーの仕事からスタートし、
最終的には野球、ゴルフ、バレーボールなど
様々なスポーツの中継に
携わることができました。

アナウンサー時代に考えていたこと

私はアナウンサーでありながら、
あまり顔出し(カメラの前で話すこと)に
興味がなく、
むしろ実況のような、
声だけで仕事をすること
憧れを持っていました。

その頃からナレーションにも興味を持ち、
女性アナウンサーとして初めての
生ナレーションをやらせてもらうなど、
徐々にナレーションの仕事も
増えていきました。

しかし入社して10年以上たち、
部内でも一定の仕事を任せてもらえ、
自分としては少し安定してきたなと
思っていた矢先、
とんでもないことが起こりました。

突然のスポーツ部への異動

全く希望していない、
スポーツ部への異動
言い渡されたのです。

ショックでした。
自分がアナウンサーとしては
評価されていない…と思い込み、
辛い日々を過ごしました。

異動先のスポーツ部では
「すぽると!」のディレクターとして
試合を取材して社に戻り、
原稿を書いて、映像を編集して、
番組で送出するという
ひと通りのディレクター業務
経験しました。

今になって思うと
本当に貴重な経験をさせていただき
感謝しかありませんが、
当時は精神的に追い詰められていました。

気持ちの整理はつかないまま、
とにかく人に迷惑を掛けてはいけない
という思いだけで、
なんとか乗り切った感じです。

自分の将来と向き合う

この時期、初めて
自分の将来とがっつり向き合いました。

自分はどうしたいんだろう?
どうやって生きていきたいんだろう?

毎日そればかり考えていました。

全く結論が出ないまま2年がたったころ、
ある日突然「辞めよう」と思いました。

これ、本当に突然でした。

今考えても本当に不思議で、
何かきっかけがあったわけではないのです。

長く考えてきたことの結論が自然に出た…
としか言いようがありません。

ここまでが本当に長かった!

でも結論が出てからは
着々と準備を進め、
2006年12月末日で退社しました。

退社後の活動

ナレーターとしての活動

退社後は、フリーアナウンサーではなく
ナレーターとして
声の仕事を始めました。

NHK「Biz+」
テレビ東京「モーニングチャージ!」などで
レギュラーナレーションも
やらせていただきました。

他にも企業向けのVP
展示会向け映像のナレーション、
株主総会のナレーション、
病院の手術説明ナレーションなど、
様々な声の仕事をしています。

舞台活動

それと同時に舞台活動
スタートしました。

2008年に初めて
プロデュース公演を行い、
2012年からは作詞家・小説家の
森浩美さん主宰の「家族草子」
参加。


2015年からは「Mido Labo」という
小説劇ユニットを主催しています。

マシュマロ・ウェーブ
高橋いさをさんのプロデュース公演など
普通のお芝居にも出させていただき、
いろいろな表現を学んでいます。

その中で生まれてきた想い

会社を辞め、フリーになってから
様々な表現活動に携わることが
できました。

最初は朗読からスタートしましたが、
その枠を超えて朗読劇、芝居
動きのある、言葉のやり取りをする
ステージも経験しました。

みんなで何かを作り上げていく過程
本当に楽しい!
互いの言葉に影響され、
自分でも思わなかった表現が
出て来た時には、
とても感動しました。

人と人とのやり取りで成立する
お芝居はまだまだ勉強中。
これからもずっとそうだと
思っています。

そうやっているうちに、
自分の原点である朗読を
もう一度ちゃんとやりたい
という
想いが高まってきました。

セリフのやり取りとは
どういうことかがわかると、
自然と朗読の仕方も
変わっていきました。

が変わり、体勢が変わり、
自分がイメージできるもの
変化しました。

今の自分が朗読をやったら
どんなものが出せるだろう?

そう思って作っているのが
「舞台朗読」です。

舞台朗読レッスン

「舞台朗読」は、
私が朗読する時に考えていること、
実践していることを
体系化したもの

私のライフワークです。

教える、という仕事をするには
自分がやっていることを
言葉で説明しなければなりません。

自分は何となくやっていることを
言語化するのは、
想像以上に難しいことでした。

まだ完璧ではありませんが、
これからいろいろ発信しながら、
さらにまとめていこうと思います。

そのために、この舞台朗読研究所
「S-R Labo(エスアールラボ)」

立ち上げました。

研究所なので、
私もいろいろ試しながら
進んでいきます。

今後は動画レッスンを作成しながら
朗読好きが集まる
舞台朗読のプラットフォームにしたいと
思っています。

今後について

ナレーション、舞台活動、
教える仕事をバランスよく行い、
表現活動によってつながる
コミュニティ
が作れたらいいなぁと
思っています。

今のような世の中では、
人と人とが思うように交流することが
できません。

そんな中でも心を動し、
自分も人も癒すきっかけ
「舞台朗読」がなってくれれば、
こんなにうれしいことはありません。

地道に続けてまいりますので、
どうぞよろしくお願いいたします!

個人HP

「緑化計画+」

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