こんにちは。
声と体で小説の世界を
生き生きと表現する舞台朗読研究所
S-R Labo 松井みどりです。
今回は
「自宅で簡単に製本できます!
朗読台本の作り方」について
お話しします。
「とじ太くん3000」とは?
舞台朗読をする時には
台本を作りますね。
簡易な作り方については
以前こちらでご紹介しました。
頻繁にたくさんの作品を読む、
という方には
こちらの方法がおススメです。
好きな作品をじっくりと読みたいから、もう少しきちんと本の形にしたいのよね…
一方で、こんな風に考える方も
いらっしゃるでしょう。
そういう方におススメなのが
「とじ太くん3000」です。
簡単に言えば
家庭用卓上製本機です。
これを使えば
比較的安価できちんとした
本の形にすることができます。
少人数で行う朗読や
朗読劇でしたら、
こちらで十分用は足ります。
「とじ太くん3000」製本カバーについて
とじ太くんを使うためには、
専用の製本カバーを購入する
必要があります。
このようなもので
10枚1セットで売っています。
Amazonなど通販で買えますし、
東急ハンズにもありました。
中を開くとこんな風になっています。
真ん中に白く見えるのが糊です。
このファイルに紙を挟み
とじ太くんに差し込むと、
熱が加わり糊が溶けて
紙が綴じられるという方式で
製本します。
この方法で作った台本がこちら。
開くとこんな感じです。
めいっぱい力を入れて開いても
紙がバラバラになることは
ありません。
私はこの状態の台本に
カバーをかけて使っています。
表紙にはいろいろな
種類があるので、
気に入ったものがあれば
そのまま使うこともできますね。
また厚さも細かく
指定されているので、
どんな厚さでもきちんと
綴じることができます。
「とじ太たくん3000」の使い方
それでは製本する方法を
ご紹介します。
こんな箱に入ってきます。
今は「とじ太くん5000」というものも
存在するらしいですが、
Amazonで調べたら
品切れになっていました。
3000は旧モデルということに
なるのでしょうが、
通常の製本であれば十分です。
「卓上製本機」とありますね。
左下にはざっくりとした
使用イメージ写真があります。
中には、
こんなものが入っています。
まず右端にある赤いボタンを押し、
電源を入れます。
右下のシールによれば
45秒で起動、45秒で製本、
とあります。
実際、そのくらいですね。
偽りはない数字です。
準備ができると
ピッと音がします。
紙を挟んだ製本カバーを、
真ん中の部分から差し入れます。
入れるとピッと音がします。
入れっぱなしだと不安なので、
私は表紙がなるべく
真っすぐになるように持ち、
終了のピッという音を
待ちます。
その音を聞いたら取り出し、
後ろにあるラックに置いて
冷まします。
糊が柔らかいうちに
紙がなるべく深く刺さるように
重力を使うということです。
何冊も製本する時は
順次ラックの中を入れ替えながら
同じことを繰り返します。
糊が溶けた部分は
結構熱くなっています。
それが冷めたら出来上がり!
今説明した流れは、
外箱にも書いてあります。
説明はこれを見れば
十分わかります。
本体の大きさや製本カバーの種類
などについても書いてあります。
製本カバーについては、
大きさによっては
透明なものや厚手のものなど
たくさん種類があるので、
購入の際には
調べてみてください。
【とじ太くん3000】
【とじ太くん用製本カバー】
まとめ
今回は
「自宅で簡単に製本できます!
朗読台本の作り方」について
お話ししました。
私はMido Laboという
主宰するユニットを立ち上げる時
とじ太くんを購入しました。
以来7年以上たちますが、
未だに台本を作る時には
使用しています。
本体が7000円ほどで
製本カバーが10枚で
1000~1500円ほどなので
ある程度の費用はかかります。
しかし出来上がった台本は
ハードに使っても全く問題なく、
とても使いやすいので、
心から購入してよかったと
思っている商品です。
まるでセールスのようですが、
とじ太くんと私は
全く関係ありません…。
もし劇団やユニットを作って
これからどんどん公演をやろうと
思っている方は
検討してみてください。
コメント
[…] […]