![](https://i0.wp.com/stagereading-labo.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_9482.jpeg?resize=1024%2C576&ssl=1)
こんにちは。
声と体で小説の世界を
生き生きと表現する舞台朗読研究所
S-R Labo 松井みどりです。
今回は
「自宅で簡単に製本できます!
朗読台本の作り方」について
お話しします。
「とじ太くん3000」とは?
舞台朗読をする時には
台本を作りますね。
簡易な作り方については
以前こちらでご紹介しました。
頻繁にたくさんの作品を読む、
という方には
こちらの方法がおススメです。
![](https://i0.wp.com/stagereading-labo.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/obasan.png?w=1256&ssl=1)
好きな作品をじっくりと読みたいから、もう少しきちんと本の形にしたいのよね…
一方で、こんな風に考える方も
いらっしゃるでしょう。
そういう方におススメなのが
「とじ太くん3000」です。
![](https://i0.wp.com/stagereading-labo.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_9482-1.jpeg?resize=1024%2C576&ssl=1)
簡単に言えば
家庭用卓上製本機です。
これを使えば
比較的安価できちんとした
本の形にすることができます。
少人数で行う朗読や
朗読劇でしたら、
こちらで十分用は足ります。
「とじ太くん3000」製本カバーについて
とじ太くんを使うためには、
専用の製本カバーを購入する
必要があります。
![](https://i0.wp.com/stagereading-labo.com/wp-content/uploads/2022/01/27381D20-936C-4C1F-AAC6-ABA164E174E1.jpg?resize=1024%2C576&ssl=1)
このようなもので
10枚1セットで売っています。
Amazonなど通販で買えますし、
東急ハンズにもありました。
中を開くとこんな風になっています。
![](https://i0.wp.com/stagereading-labo.com/wp-content/uploads/2022/01/37DF62D6-7A6E-4169-A15B-D3BBE1DC4703.jpg?resize=1024%2C576&ssl=1)
真ん中に白く見えるのが糊です。
このファイルに紙を挟み
とじ太くんに差し込むと、
熱が加わり糊が溶けて
紙が綴じられるという方式で
製本します。
この方法で作った台本がこちら。
![](https://i0.wp.com/stagereading-labo.com/wp-content/uploads/2022/01/2436F4F1-469E-463A-836F-A30A592B1348.jpg?resize=1024%2C576&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/stagereading-labo.com/wp-content/uploads/2022/01/AEF67212-13DF-458A-A83C-326A23403A0C.jpg?resize=1024%2C576&ssl=1)
開くとこんな感じです。
めいっぱい力を入れて開いても
紙がバラバラになることは
ありません。
私はこの状態の台本に
カバーをかけて使っています。
表紙にはいろいろな
種類があるので、
気に入ったものがあれば
そのまま使うこともできますね。
また厚さも細かく
指定されているので、
どんな厚さでもきちんと
綴じることができます。
「とじ太たくん3000」の使い方
それでは製本する方法を
ご紹介します。
![](https://i0.wp.com/stagereading-labo.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_9488-1.jpeg?resize=1024%2C576&ssl=1)
こんな箱に入ってきます。
今は「とじ太くん5000」というものも
存在するらしいですが、
Amazonで調べたら
品切れになっていました。
3000は旧モデルということに
なるのでしょうが、
通常の製本であれば十分です。
![](https://i0.wp.com/stagereading-labo.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_9487.jpeg?resize=1024%2C576&ssl=1)
「卓上製本機」とありますね。
左下にはざっくりとした
使用イメージ写真があります。
![](https://i0.wp.com/stagereading-labo.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_9485.jpeg?resize=1024%2C576&ssl=1)
中には、
こんなものが入っています。
![](https://i0.wp.com/stagereading-labo.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_9484.jpeg?resize=1024%2C576&ssl=1)
まず右端にある赤いボタンを押し、
電源を入れます。
右下のシールによれば
45秒で起動、45秒で製本、
とあります。
実際、そのくらいですね。
偽りはない数字です。
準備ができると
ピッと音がします。
![](https://i0.wp.com/stagereading-labo.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_9483.jpeg?resize=1024%2C576&ssl=1)
紙を挟んだ製本カバーを、
真ん中の部分から差し入れます。
入れるとピッと音がします。
入れっぱなしだと不安なので、
私は表紙がなるべく
真っすぐになるように持ち、
終了のピッという音を
待ちます。
その音を聞いたら取り出し、
後ろにあるラックに置いて
冷まします。
糊が柔らかいうちに
紙がなるべく深く刺さるように
重力を使うということです。
何冊も製本する時は
順次ラックの中を入れ替えながら
同じことを繰り返します。
糊が溶けた部分は
結構熱くなっています。
それが冷めたら出来上がり!
![](https://i0.wp.com/stagereading-labo.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_9489.jpeg?resize=1024%2C576&ssl=1)
今説明した流れは、
外箱にも書いてあります。
説明はこれを見れば
十分わかります。
![](https://i0.wp.com/stagereading-labo.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_9490-1.jpeg?resize=1024%2C576&ssl=1)
本体の大きさや製本カバーの種類
などについても書いてあります。
製本カバーについては、
大きさによっては
透明なものや厚手のものなど
たくさん種類があるので、
購入の際には
調べてみてください。
【とじ太くん3000】
【とじ太くん用製本カバー】
まとめ
今回は
「自宅で簡単に製本できます!
朗読台本の作り方」について
お話ししました。
私はMido Laboという
主宰するユニットを立ち上げる時
とじ太くんを購入しました。
以来7年以上たちますが、
未だに台本を作る時には
使用しています。
本体が7000円ほどで
製本カバーが10枚で
1000~1500円ほどなので
ある程度の費用はかかります。
しかし出来上がった台本は
ハードに使っても全く問題なく、
とても使いやすいので、
心から購入してよかったと
思っている商品です。
まるでセールスのようですが、
とじ太くんと私は
全く関係ありません…。
もし劇団やユニットを作って
これからどんどん公演をやろうと
思っている方は
検討してみてください。
コメント
[…] […]