普通の家族の素敵な物語…家族草子池袋2021秋公演

こんにちは。
声と体で小説の世界を
生き生きと表現する舞台朗読研究所
S-R Labo 松井みどりです。

今回は「家族草子池袋2021秋公演」
についてお話します。

家族草子について

「家族草子」はSMAP、田原俊彦さんなどの
曲の作詞を数多く手がけ、
現在は作家活動もされている
森浩美さんが立ち上げた、

森さんの家族小説を
舞台化するユニット
です。

森さんの作品については
こちらのブログでも
過去にご紹介しています。

森作品は家族がテーマなので
誰にでも共感できるポイントがあり、
ご自分のことを投影して
読むことができます。

それを朗読劇のスタイルで
構成するのが
「家族草子」です。

家族草子のスタイルについて

演劇的なアプローチ

家族草子は大きなジャンルで言うと
朗読劇ということになります。

しかし朗読劇と言うと、
椅子に座って自分の番が来たら
自分のセリフを読む…というイメージを
持っている方が多いのでは?

家族草子はそうではなく、
どちらかと言うと
お芝居よりの舞台です。

ですから
どういう言い方をするか?ではなく
どういう気持ちで言うか?
追求しています。

アプローチが演劇的なので、
物語の世界をリアルに
感じていただけます。

演出・保倉大朔

家族草子の演出は
ここ数年は保倉大朔
ずっと務めています。

彼自身が演劇畑の人なので、
作品へのアプローチ方法
とても演劇的だということですね。

彼の演出は森さんの作品を
一度くずして組み立て直す
という方法。

良い話をそのまま
「いいでしょう?」と
お見せするのではなく、

一度笑いなどに振って
雰囲気を変えてから
グッと核心に迫っていく…

そういうメリハリ
彼の演出の魅力だと思います。

ギター・真辺雄一郎

ここ数年は
ほとんどの家族草子の舞台で
ギターを弾いてくれている、
真辺雄一郎。

作品の中に出てくる曲は
すべて彼が作った作品です。

それを舞台では生で
演奏してくれる
のですが、
これが本当に素晴らしい!

日々変わる役者の息や気持ちに
極限まで寄り添い、
一緒に芝居をするように
ギターを弾いてくれます。

繊細で癒しを与える彼のギターは、
間違いなく家族草子の
大きな魅力です。

今回の公演について

豊島区とのコラボ公演

今回の公演は東京・豊島区との
コラボ企画
です。
昨年の11月に第1回が行われ、
今年は第2回。

正式名称は
「朗読劇 としま区×家族草子
来て観て演ってプロジェクト
池袋2021秋公演」

…というものです。
長いですね!

豊島区で家族草子の公演を
行うことで、
まずは家族草子の世界を
知っていただきます。

そして最終的には
ワークショップなどを開催し、
一般の皆さんに家族草子を
演じていただこう
という企画らしいです。

まだ全容は明らかになっていませんが、
来年にはワークショップが開かれるようで、
私たちと一緒に楽しく舞台を作る、
ということができそうですよ。

観るのはもちろん、
ご自分でもやってみたい!
という方には
特におススメの公演です。

上演作品について

家族草子はひと作品が
40~45分ほど。
テレビドラマと大体
同じ時間となっています。

このくらいの時間だと
人は集中しやすいのだとか。

ひと公演では、その作品を
2作品上演するのが通例です。

それでは今回の2作品を
ご紹介します。

想い出バトン

この作品は、
私が一番最初に朗読した
森作品
です。

最初にご紹介した
森さんの作品について書いた
ブログ記事
詳細はお伝えしています。

もう何度もいろいろなところで
再演している
家族草子の定番作品のひとつですが、
一部キャストを変更して上演します。

結婚が決まった娘
なかなか素直に認められない父との
あるある満載の物語です。

年齢や性別によって、
父、娘、母、弟、婚約者などに
感情移入してご覧いただけます。

私はこちらの作品の
ナレーションで参加します。

森さんの作品を
家族草子で上演する時、
台本上でナレーションが
出てくる作品がいくつかあります。

今作はそのひとつ。
全編にわたって私が
ナビゲーションいたします。

この家族の愛らしいドタバタを、
皆さんとともに
一番近くで見守りたい

思っています。

手のひらが覚えてる

こちらも再演ですが、
キャストを大幅に入れ替えて
上演いたします。

年頃の娘と息子を持つ
サラリーマン男性が主人公。

遠く離れた郷里では
兄一家が母親と暮らしています。
しかしその母が何と…!

実家の両親と
離れて暮らしている方
には
本当に考えさせられる、
現代社会の家族の事情。

調子よく全てがきれいに
解決するわけではありませんが、

最後にはやはり
森作品らしく、
一筋の光が見えるのです…。

母と息子の物語
ぜひ一緒に考え、
感じていただければと思います。

コロナ対策について

この時期の公演開催に関して、
主催者では最大限の対策をして
臨みます。

役者、関係者のPCR検査はもちろん、
客席は通常収容人数の半分以下。

密を避け、ゆったりと
安全にご覧いただけます。

安全対策についてのお願いは
下記お申し込みフォーム
明記してありますので、
ぜひご一読ください。

公演概要

朗読劇
としま区×家族草子
来て観て演ってプロジェクト
池袋2021秋公演

2021年11月18日(木)
10:30~ 15:00~ 19:00~

2021年11月19日(金)
10:30~ 15:00~

@としま区民センター・
多目的ホール

2000円(全席自由)


詳細&ご予約はこちらから

yoyaku

まとめ

今回は「家族草子池袋2021秋公演」
についてお話ししました。

少しホッとしたい方、
温かい涙を流したい方、
自然な笑顔になりたい方
には
特におススメします。

座席がかなり少なくなっているので、
観劇をご希望の方は
お早目のご予約
よろしくお願いいたします。

ふたつの普通の家族の
ちょっと素敵な物語

一緒に見守っていただけたら
とても嬉しいです。

無料メルマガ登録
2種類の無料メルマガをお届けします! ・読むだけ聴くだけで楽しめる!表現力豊かに朗読するためのS-Rジャーナル ・舞台朗読がもっと楽しくなるS-Rマガジン
S-R Labo主宰
松井 みどり

元フジテレビアナウンサー。退社後はナレーターとして活動する一方、舞台活動もスタートし、芝居、朗読、朗読劇などの舞台に年に10本ほど参加。2014年より教える仕事も続けている。

松井 みどりをフォローする
お知らせ
松井 みどりをフォローする
S-Rラボ

コメント

タイトルとURLをコピーしました